縁側

縁側とは、家の座敷の外側に設けた細長い板敷きの部分。カレイやヒラメの背びれ・しりびれの付け根にある肉。魚のひれの基部にある骨。担鰭骨(たんきこつ)。

縁側の語源・由来

縁側の「縁」は「へり」「ふち」を表す漢語で、「椽」とも書く。
縁側の「側」は、その周辺を意味する和語で、縁側は和語と漢語の混種語である。
平安時代には、家または座敷の「へり」「ふち」という意味から、単に「縁(えん)」と呼ばれていた。
室町時代頃、物のふちや側面を「側(旧かなは、かは・がは)」と言うようになり、江戸時代に、この二語が結びついて「縁側」という語が生まれた。
英語で縁側は、「veranda(ベランダ)」や「porch(ポーチ)」とも訳されるが、縁側は玄関ではない上がり口を兼ねた、日本家屋特有のものである。
魚のひれにある骨、カレイやヒラメのひれにある肉を「縁側」と呼ぶのは、その形状から家の縁側に見立てたもので、「へり」や「ふち」といった意味からではないものと考えられる。

縁側の関連語

アーケード 家(いえ) 板(いた)
エントランス 踊り場(おどりば) 勝手口(かってぐち)
カレイ・鰈(かれい) 玄関(げんかん) 魚(さかな)
座敷(ざしき) 敷居(しきい) 尻(しり)
背・背中(せ・せなか) 側・傍(そば) 三和土(たたき)
テラス 土間(どま) 庭(にわ)
濡れ縁(ぬれえん) バルコニー 日向ぼっこ(ひなたぼっこ)
ヒラメ・平目・鮃(ひらめ) 鰭(ひれ) 縁(ふち)
部屋(へや) ベランダ 縁(へり)
ベンチ ポーチ(玄関) 骨(ほね)
床(ゆか) 葦簀・葭簀(よしず) 廊下(ろうか)