後釜
【意味】 後釜とは、前任者が退いた後、その地位に就く人。また、その地位。後任者。後妻。後添い。後がま。
【後釜の語源・由来】
元々は、かまどの残り火が消えないうちに次の釜をかけることをいった語。
そこから、前任者が退いた後にすぐ代わる人のことを言うようになった。
特に、退く前から次を考えている意味が強く、悪いイメージで用いられることが多い。
「後釜に座る」という表現は、「地位」を表す言葉に「イス」や「座」があるためで、当たり前の話だが、火の点いたかまどの釜に座ったら火傷をする。
また、「あとがまえ(後構え)」の略で「後釜」は当て字とする説もあるが、上記の意味で使われていたことが確かなため、この説は考え難い。
【関連語】
| 宛がう(あてがう) | 後・跡・痕(あと) | イス・椅子(いす) |
| 御曹司(おんぞうし) | 釜・窯(かま) | 構える(かまえる) |
| 竈・竃(かまど) | 位(くらい) | 老舗(しにせ) |
| 出世(しゅっせ) | 退く(しりぞく) | 座る・坐る(すわる) |
| 倅(せがれ) | 総領の甚六(そうりょうのじんろく) | 妻(つま) |
| 暖簾(のれん) | 火(ひ) | ポスト |
| 息子(むすこ) | 火傷(やけど) |
