アセビ

【意味】 アセビとは、ツツジ科の常緑低木。低山に自生するが、庭木としても植えられる。早春、白い壺形の花が総状につく。アシビ。

【アセビの語源・由来】

アセビを漢字で「馬酔木」と書くのは、馬が葉を食べると酔った状態になり動けなくなることからの当て字で、中国北方の馬が日本に移入された際、馬が知らずに食べて中毒になったため「馬酔木」と書くようになったともいわれる。
アセビの別名には、「アシビ」「アシミ」「アセミ」「アセボ」「ドクシバ」など多数あるが、古くは「アシビ」が一般的な呼称だったようである。
アシビの語源は、馬がこの葉を食べると酔って脚がなえることから「アシジヒ(足癈)」の略や、「アシミ(悪実)」の音便化、「アシビ(遊び)」の意味など諸説ある。
漢字「馬酔木」の由来からすれば「アシジヒ(足癈)」の略が有力と考えられるが、アシビ(アセビ)の葉は毒にもなるが、煎じて殺虫剤にされるように人間にとっては虫除けの薬として効用があるため、山遊びをする時の木という意味で「アシビ(遊び)」の説も十分に考えられる。
また、「遊び」の語源が足を使って動作することにあると考えられているため、「アシビ(アセビ)」は「アシジヒ(足癈)」と「アシビ(遊び)」の両方に関係することも考えられる。

【関連語】

アカモノ・赤物(あかもの) アケボノツツジ・曙躑躅 足・脚・肢(あし)
遊び(あそび) アルペンローゼ イワツツジ・岩躑躅
イワナシ・岩梨(いわなし) イワヒゲ・岩鬚(いわひげ) ウスノキ・臼の木(うすのき)
ウマ・馬(うま) ウラシマツツジ・裏縞躑躅 ウワウルシ
ウンゼンツツジ・雲仙躑躅 エリカ オオムラサキ・大紫
カルミア 木・樹(き) キバナシャクナゲ
キリシマツツジ・霧島躑躅 薬(くすり) クランベリー
クルメツツジ・久留米躑躅 クロマメノキ・黒豆の木 コケモモ・苔桃(こけもも)
サツキ・皐月(さつき) サラサドウダン・更紗灯台 ジムカデ・地百足(じむかで)
シャクナゲ・石南花・石楠花 シャシャンボ・南燭 白(しろ)
スノキ・酢の木(すのき) セイシカ・聖紫花(せいしか) ツガザクラ・栂桜(つがざくら)
ツクシシャクナゲ・筑紫石南花 ツツジ・躑躅(つつじ) 壷・壺(つぼ)
ツルコケモモ・蔓苔桃 ドウダンツツジ・満天星躑躅 毒(どく)
トケンカ・杜鵑花(とけんか) ナツハゼ・夏櫨(なつはぜ) 庭(にわ)
ネジキ・捩木(ねじき) ネモトシャクナゲ・根本石南花 ハクサンシャクナゲ
ハコネコメツツジ 葉(は) 花・華(はな)
ハナヒリノキ・嚔の木 ハリガネカズラ・針金蔓 春(はる)
ヒース ヒカゲツツジ・日陰躑躅 ヒメシャクナゲ・姫石南花
ブライアー ブルーベリー ミツバツツジ・三葉躑躅
ミヤマキリシマ・深山霧島 モチツツジ・黐躑躅 ヤシオツツジ・八潮躑躅
ヤマツツジ・山躑躅 酔う(よう) ヨドガワツツジ・淀川躑躅
リュウキュウツツジ レンゲツツジ・蓮華躑躅

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