あかぎれ

【意味】 あかぎれとは、寒さのために手足の皮膚が乾燥し、皮が裂けた症状。

【あかぎれの語源・由来】

あかぎれは、平安中期の辞書『和名抄』にも「皹」の訓として「阿加々利」とあるように、古くは「あかかり」もしくは「あかがり」と言った。
『和名抄』の「阿加々利」が「あかかり」か「あかがり」かは不明であるが、平安末期の漢和辞書『類聚名義抄』は「アカガリ」で、1600年初頭の『日葡辞書』も「Acagari」と濁音である。
「あかがり」の「あ」は「足」の意味、「かがり(かかり)」は「ひびが切れる」という意味の動詞「かかる(皸る)」の連用形である。
「あかがり」が「あかぎれ」と変化したのは、区切りが「あ+かがり」から「あか+がり」と解され、「あか」が赤く腫れることから「赤」、「ぎれ」はひびが裂けることから「切れ」と連想されたものである。
江戸時代から「あかぎれ」の例が見られるようにり、次第に「あかぎれ」が優勢となって現在に至る。
あかぎれの漢字「皸」や「皹」は、「皮」+「音符軍」からなる会意兼形声文字で、「軍」には「まるくまとまる」という意味がある。

【関連語】

赤(あか) 痣(あざ) 足・脚・肢(あし)
汗疹(あせも) アトピー 痘痕(あばた)
アレルギー 疣(いぼ) 魚の目(うおのめ)
膿(うみ) 御出来(おでき) 皮・革(かわ)
傷(きず) 切る・斬る・伐る(きる) ケガ・怪我(けが)
瘤(こぶ) 裂く・割く(さく) 寒い(さむい)
痔(じ・ぢ) 霜焼け(しもやけ) 皺・皴(しわ)
蕁麻疹(じんましん) 雀斑(そばかす) 胼胝・胝(たこ)
田虫(たむし) たん瘤(たんこぶ) 手(て)
ニキビ・面皰(にきび) 麻疹(はしか) 肌・膚(はだ)
腫れる・脹れる(はれる) 皹・皸・胼(ひび) 贅(ふすべ)
砲創・砲瘡(ほうそう) 黒子(ほくろ) 纏まる(まとまる)
肉刺(まめ) 丸・円(まる) 水虫(みずむし)
面疔(めんちょう) 蒙古斑(もうこはん) 物貰い(ものもらい)
火傷(やけど) 病(やまい)

【オススメ情報】

更新情報

週間ランキング

月間ランキング


▲ ページトップ ▲

違いがわかる事典故事ことわざ辞典四字熟語辞典日本語俗語辞書

Copyright ©2003- 語源由来辞典 All Rights Reserved.
運営 株式会社ルックバイス